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blog DETAIL猛暑のせいで車が故障!?トラブルの原因と対処法をご紹介します!
2022年08月30日
毎年夏の暑さが厳しくなっている影響で、車が故障してしまって困っているとご相談を受けるケースが増えています。
車が毎日の生活に欠かせない方も多いでしょう。
ある日突然車が動かなくなってしまったらとても困りますよね。
そこで、今回の記事では猛暑で車が故障してしまう原因や日頃からできるメンテナンス方法をご紹介します。
いざという時に迅速に対処ができるように、ぜひ今回の記事の内容を参考にしてください!
目次
猛暑のせいで車が故障してしまうってホント?
全国各地で連日記録的な猛暑に襲われており、熱中症になる方の数が増加しています。
実は、この猛暑によって車が故障してしまうケースも多く報告されています。
あまりに暑くなると、車も人間と同じようにいろいろなトラブルに見舞われてしまい、最悪の場合まったく動かなくなってしまったり、車両火災が起きたりする可能性があるのです。
ここまでの状態になるまでには少なからず前兆があるはずです。
この項目では猛暑によって起きてしまう故障のケースをご紹介します。
エアコンがきかない
もしも真夏に愛車のエアコンが壊れてしまったら。
そんなことを考えただけでゾッとしますが、実は猛暑日に車を放置していると、エアコンが故障して涼しい風が出てこなくなる場合があります。
まずエアコンの仕組みを簡単に説明すると、エアコンは液体が気体に変わる瞬間に周囲の熱を奪う「気化熱効果」を利用して冷たい空気を発生させているのです。
その液体(冷媒)を圧縮するパーツと熱の交換を行う熱交換機のパーツが高熱や振動によって劣化すると、冷たい空気を発生できなくなります。
風が冷たくならないならコンプレッサーもしくはガス、風が弱いなら送風を行うブロワモーターやエアコンフィルターが原因なので修理業者に相談しましょう。
タイヤのトラブルも
タイヤのバーストなどのトラブルが1年の中で最も増えるのが夏なのをご存知ですか?
タイヤのゴムは熱の影響を受けやすいといった特徴があり、高温と化した路面と長い時間密着するとタイヤが劣化してしまいます。
その状態で走行すればさらに摩擦熱が加わるので、タイヤにヒビが入りパンクやバーストといった故障に繋がります。
いざという時のために車にスペアのタイヤを積んでおきましょう。
もしスペアタイヤがなければ、迅速に安全な場所に停車してレッカーの手配をしてください。
バッテリーが上がって車が動かない
夏はどうしても冷たい風を感じられるエアコンに頼りがちですが、実は車のバッテリーが上がってしまう原因のほとんどがエアコンにあります。
夏といえば、長期休暇などを利用して愛車で旅行に行く方が増える季節です。
その道中で渋滞に巻き込まれたときにアイドリング状態で長時間待機していると、車の発電を行う「オルタネーター」が動作しないので電力だけを消費してしまいます。
これが夏にバッテリーが上がってしまう大きな原因です。
もしも渋滞に巻き込まれたらエアコンを止めて窓を開けるか、事前にジャンプスターターを用意して周囲の車に助けてもらいましょう。
オーバーヒートに要注意
特に気を付けたい車のトラブルが「オーバーヒート」です。
オーバーヒートと一口に言っても、一時的に車が動かなくなっているだけのケースもあれば、車のエンジン部分が故障して高額な修理費用がかかってしまうケースもあります。
オーバーヒートすると、エンジン部分から異音がしたり、車の水温計が以上に高くなったり、普段よりスピードが上がりづらいといった症状があります。
この状態で走行し続けるととても危険なので、近くに車を停めてエンジンを切り、水温系が普通の温度に冷めるのを待っている間にロードサービスに電話しましょう。
愛車を猛暑から守るためには毎日のメンテナンスが大事!
猛暑によって車が故障してしまうととても困りますが、毎日のメンテナンスによってある程度のトラブルは回避できます。
ここからはトラブルを回避するためのメンテナンス項目をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
冷却水の量を確認する
冷却水とは、走行時に外気を取り込んでエンジンの熱を冷ます役割を担っています。
冷却水の量が減ってしまうとエンジンが高熱のままになって故障の原因になるので、最低でも毎月1回はチェックしましょう。
ただ、注意してほしいのが、冷却水を水道水で代用すると車の故障の原因になってしまいます。
水道水には、カリウムやナトリウムや塩素といった成分が含まれており、これらの成分がエンジン内部の配管が錆びる原因です。
そして、冷却水には膨張を抑える特殊な成分が入っていますが、水道水にはそういった成分が含まれていないので、水分が膨張してパーツの故障に繋がります。
ファンベルトは特にこまめにチェック!
現在の車は「電動ファン」が主流で、ウォーターポンプやエアコンを駆動する重要な役割を担っています。
このファンベルトが摩耗してヒビが入ったりキュルキュルと音がするようになると、すぐにエンジンのオーバーヒートに繋がってしまう可能性が高いです。
異音がするようになったらすぐに専門の業者に修理に出しましょう。
まとめ
当社は自社認証の整備工場を完備しているので、軽自動車から大型トラックまであらゆる故障や修理に迅速に対応できます。
お客様のことを第一に考えて整備コストをできるだけ抑えることを心掛けているので、愛車に少しでも異常を感じたら、大きなトラブルにつながる前にまずはお気軽にご相談ください。
当社のベテランスタッフが責任を持ってお客様の愛車を点検・修理いたします!