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blog DETAILディーラー車検費用は高い!安くする方法とメリットデメリットも解説
2023年02月22日
「ディーラー車検は高いけど受けるメリットはあるの?」
「ディーラー車検の費用相場は?」
「ディーラー車検の費用を安くする方法は?」
この記事では、ディーラー車検のメリット・デメリットから費用相場・費用を安くする方法までを解説します。
車検で重視するポイントを決め、依頼する業者を決めてはいかがでしょうか。
ぜひ車検を受ける際の参考にしてください。
目次
ディーラー車検には5つのメリットあり!
ディーラー車検のメリットを5つピックアップしました。
1. 整備の質が高い
2. 純正の部品を使用
3. メーカー車について詳しい
4. サービス豊富
5. 信頼性が高い
詳しく解説します。
1.整備の質が高い|安全性につながる
ディーラー車検では、車検の検査対象外の部分も点検してくれます。
コンピューターで検査するメーカーもあり、人間の目では見落としてしまう不具合もみつけてくれます。
検査項目が多くなる分車検料金は高いですが、その分整備の質も高いです。
整備の質の高さは車の安全性につながります。
2.純正の部品を使用|高値で売れる
ディーラー車検は修理が必要になった際、純正の部品を使用します。
純正の部品で修理すると、不具合が起こりにくいと言われています。
車を処分する際も高く売れる可能性があるので、この点からディーラー車検を選ぶ方もいるほどです。
3.メーカー車について詳しい|アドバイスが受けられる
ディーラーの整備士はずっと同じメーカーの車を扱うので、メーカーの車に対する知識が豊富です。
車種ごとに、特に点検が必要な部分・故障しやすい部分を理解しています。
技術力の高い整備士から、メンテナンスのアドバイスを直接受けられる機会もあるでしょう。
ディーラー車検は、車を長く乗りたい方にぴったりです。
4.サービス豊富|提携先の割引券がもらえる
ディーラーによっては、以下の豊富なサービスが受けられます。
● メーカーのグッズがもらえる
● 提携先ガソリンスタンドの割引券がもらえる
● 車の下取り価格が上がる
● 新車購入時割引がある
● 新車情報を教えてくれる
● 買い替え時期を教えてくれる
● 洗車をしてもらえる
ピックアップしたサービスは、民間の車検では受けられない場合がほとんどです。
その分、ディーラー車検は費用が高くなっている印象です。
5.信頼性が高い|専門知識と優れた技術力あり
ディーラー車検は、下手な整備をしてメーカーの評判を下げられないので、整備の技術・質は信用できます。
民間車検業者も悪徳業者でない限り、ディーラーと同様に会社の名前に傷をつけるわけにはいかないので、整備の技術・質は問題ないでしょう。
信頼できる整備士がいるなら、民間の車検業者でも安心して愛車を任せられます。
さらにディーラー車検に比べて車検費用が安いので、経済的です。
車検は、高い専門知識と優れた技術力のある整備士がいる工場で行いましょう。
ディーラー車検には2つのデメリットがある
ディーラー車検のデメリットは、以下の2つです
● 車検に時間がかかる
● 車検費用が高い
ディーラー車検は、車検の必須項目以外も点検してくれるので、点検項目が多くなります。
その分時間がかかり、費用も高くなります。
有料オプションと修理が必要な場合は、純正部品を使うのでこの点も費用が高くなる理由の一つです。
丁寧な検査と純正部品の使用で、故障が起こりにくくなるのはメリットとも言えます。
それでは、ディーラー車検費用の相場を確かめましょう。
ディーラー車検・民間車検・ユーザ車検の費用相場|比較一覧表あり
車検を受ける際は、以下の法定費用を必ず支払わなければいけません。
印紙代(検査手数料) | 車検を受けたところが指定工場か認定工場かで変わる |
自動車重量税 | 車両重量によって変わる |
自賠責保険料 | 軽自動車か普通車かによって変わる |
法定費用に基本料金・部品代・オプション料金を合わせた金額が支払総額です。
ディーラー車検・民間車検・ユーザ車検の費用相場を、以下の一覧表にまとめました。
費用相場は、法定費用と基本料金を合わせた金額です。
車検の種類 | 車検日数 | 軽自動車の車検費用相場 | 乗用車1トン以下(ヴィッツなど)の費用相場 | 乗用車1.5トン以下(シエンタなど)の費用相場 | 乗用車2トン以下(プリウスなど)の費用相場 | 乗用車2.5トン以下(ヴェルファイアなど)の費用相場 | 乗用車3トン以下(ランクルなど)の費用相場 |
ディーラー車検 | 1日~数日 | 64,010~74,110円 | 71,000~84,190円 | 86,470~92,380円 | 100,590~101,050円 | 111,890円 | 123,170円 |
民間車検 | 1日 | 43,010~56,730円 | 53,190~66,810円 | 61,390~75,010円 | 69,590~83,210円 | 84,390~94,930円 | |
ユーザ車検 | 1日 | 法定費用のみ |
一覧表で見ると、民間車検の方がディーラー車検より20,000円程安い印象です。
ここに部品代・オプション料金が入ると、金額の差はもう少し開きそうです。
ディーラー車検の費用を安くする方法|時期が大切
ディーラー車検費用を安くする方法を、いくつかピックアップしました。
● 3月・9月の決算期を狙う
● 月末を狙う
● 見積もり確認時、有料オプションがあれば詳細を聞き必要なければ外す
● 早めに車検を予約する
● キャンペーンを利用する
ディーラーは「車検目標台数」を設定しているので、決算期や月末は目標クリアのため割引される可能性があります。
「早割キャンペーン」を行っている場合、車検時期より半年前、3ヶ月前と早めに予約しておくと、お得です。
メーカー保証があると10,000~20,000円ほど安くなるので、確認しましょう。
ディーラー車検の流れ|注意点も解説
ディーラー車検の流れと注意点を、以下の一覧表にまとめました。
車検の流れ | 注意点 |
1.見積もり予約 | 車検希望日がある場合は、希望日の1ヶ月以上前から見積もりを行う |
2.見積もり | 車検工場が指定工場か確認する |
3.見積もり確認 | 有料オプションの有無をよく確認する
必要なければ外す |
4.必要書類の準備 | 不備がないようにする |
5.車検依頼 | |
6.車検完了後納品 | |
7.料金支払い | 法定費用は、現金払いの場合が多いので現金を用意しておく |
車検工場が「認定工場」の場合、車検の検査を下請け業者に回す場合がありますので注意しましょう。
まとめ
ディーラー車検は、質の高い整備を売りにしているので、安全性の確保や車を長く乗りたい場合とても信頼できるでしょう。
デメリットも裏を返せば丁寧さと安全性につながります。
民間車検業者の整備士の中にも、高い知識と優れた技術力のある整備士はいます。
車検を受ける際は、信頼できる整備士がいるディーラーや民間車検業者を選びましょう。