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blog DETAILオイル上がりの対策とは?オイル下がりとの違いや判別法も解説!

2023年03月31日

「オイル上がりになってしまいどうすればいいのだろう」
「オイル上がりになったときの対処法が知りたい」
このような悩みを抱えている方に、本記事ではオイル上がりの対策法について解説していきます。

予防法の一つに、エンジンのオイル交換が代表的です。
どのような種類がよいのかについても紹介しています。
また、よく判別がつきにくいオイル下がりの原因や症状、判別法も解説します。
疑問がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

オイル上がりの対策とは?オイル下がりとの違いや判別法も解説!

何が違う?|オイル上がりとオイル下がりの違い

エンジン部分から白煙が出るとオイル上がりだと確信を持つ方も多いのではないでしょうか。
実際には似たような症状に、オイル下がりがあり必ずしもオイル上がりとは限りません。
代表的な違いに白煙が出るタイミングがあります。

2つの症状の違いや原因、見分けるコツを白煙の症状だけではなく詳しく紹介していきます。

オイル上がりとは?|オイルの消耗が激しくなる

オイル上がりの症状として特徴的なものは以下の2つです。

・走行中にマフラーから白煙が上がる
・エンジンオイルの消耗が激しくなる

マフラーからの排気に白煙が混じっているようでしたら、オイル上がりの可能性があります。

運転中に「自分の車から白煙が出ているかどうか」を確認するのはなかなか難しいものです。
ほかにもオイルの減りが早い場合も症状の一つになります。

主な原因は、エンジンの中に搭載されているピストンとシリンダーの隙間からオイルが漏れ出す症状です。
シリンダーの潤滑が不足していて傷が付くと起こりやすくなります。

オイル下がりとは?|独特な臭いがする

症状は以下の通りです。

・エンジン始動時に白煙が上がる
・白煙の臭いが独特
・エンジンオイルの消耗が激しくなる

エンジン始動時に白煙が上がるので、走行中より発見しやすいです。
白煙があるようでしたら、オイル下がりを疑いましょう。
白煙から独特な臭いがした場合も要注意です。
さらに、オイルの消耗が激しくなるので、消耗が早いと感じた場合も疑ってください。

消耗が早くなる主な原因は、バルブシールと呼ばれる部品が熱により変形し、オイルがバルブシールをすり抜けてしまうことです。
長時間の使用によって本来熱に耐性のあるバルブシールは、熱に弱くなってしまう場合があります。

2つを見分ける方法は白煙の出るタイミング

オイルの消耗が早くなる症状は同じで、見分け方は難しくなります。
見分け方が難しい場合は、白煙の出るタイミングで判断しましょう。
オイル上がりは、「坂道でアクセルを強く踏んだときなどの走行中」、オイル下がりは、「エンジン始動とき」に白煙が上がります。

ただし、併発している場合も考えられるので白煙の出るタイミングは見分ける目安としてください。

対策は大きく分けて3つある!

具体的なオイル上がりの対策は以下の3つです。

・エンジン内部の気密性・圧縮性を補う
・添加剤を使用し性能を上げる
・エンジンオイルの定期的な交換をする

紹介する対策方法は、誰でもできる内容です。
日頃からこまめにチェックするのも重要なポイントになります。

それぞれ詳しく解説していきます。

1.エンジン内部の気密性・圧縮性を補う

エンジン内部の気密性や圧縮性を補うとオイル上がり・下がりが起きにくくなります。
方法として、粘度の高いオイルに変えるとよいです。
粘度が高ければ高いほど、潤滑性が上がり、気密性を補ってくれます。

しかし、メーカーによっては粘度が指定されているので、指定の範囲を逸脱する粘度にはできません。

一方で外気温が低い日だとエンジンがかかりにくくなったり、燃費が低下したりする点も挙げられます。

2.添加剤を使用し性能を上げる

添加材を使用し、バルブシールなどの性能を高かめて防止する方法があります。
オイル上がり・下がりの防止を目的としている添加材もありますので、私用するとよいでしょう。

既に症状が進んでいるものに使用しても、回復は見込めないので中止が必要です。
添加材を選ぶ際は近くの専門店に相談してみましょう。

3.エンジンオイルの定期的な交換をする

定期的にオイル交換を行うと対策ができます。
パーツの変形や消耗による機能低下がオイル上がりの主な原因ですので、消耗する前に交換すれば基本的に症状が出ないでしょう。

目安としては、3〜6か月程度使用したら交換するとよいです。
車にあまり乗らないとしても、エンジンは自然に酸化するのでオイル交換をしなければいけません。

走行距離が短くても経年劣化によりオイルの質が低下するのを防止できます。

まとめ

本記事では、オイル上がりとオイル下がりの違いや見分けるタイミング、主な対策方法を紹介しました。
具体的な対策方法は「エンジン内部の気密性・圧縮性を補う」「添加剤を使用し性能を上げる」「エンジンオイルの定期的な交換をする」の3つでした。

普段からエンジンオイルを気にかけ、日頃からメンテナンスしたり交換したりすると防げます。
大きな事故になる前に、日常的に本記事にある対策法を意識してください。
本記事がオイル上がりの対策で悩む方の一助になれば幸いです。

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