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blog DETAILバンパーの後ろ側「リアバンパー」とは?傷の原因・修理相場も紹介
2023年03月15日
「車のバンパーの後ろ側部分にはどんな役割があるの?」
「バンパーの後ろ側が破損したときにかかる修理費用はどのくらい?」
上記の疑問を抱えるカーオーナーの方は、必見の記事です。
車のバンパーの後ろ側部分は、リアバンパーと呼ばれ追突事故の被害を最小限に抑えてくれるパーツです。
この記事では、リアバンパーの機能や修理費用、傷が付きやすい原因・対処法を紹介します。
記事を読めばリアバンパーの修理に関する悩みを解決できるので、ぜひご覧ください。
目次
バンパーの後ろはリアという名称|概要を解説
バンパーの後ろはリアバンパーと呼ばれます。
「リアバンパーの存在は知っているけれど、どんな役割を担っているのかわからない」
そう感じている方も、きっと少なくないでしょう。
ここでは、リアバンパーの役割や該当箇所を紹介するのでぜひご覧ください。
・設置箇所|テールランプ・トランクの下
・役割|追突時の衝撃緩和やデコレーション
各項目を詳しく解説します。
設置箇所|テールランプ・トランクの下
リアバンパーの設置箇所は、車の背面です。
テールランプ・トランクの下に2つ少し出っ張った形で設置されています。
リアバンパーの中身は、空洞ではありません。
バンパービームと呼ばれる衝撃緩衝材が中に入っているのが特徴です。
役割|追突時の衝撃緩和やデコレーション
リアバンパーの主な役割は、2つに分けられます。
衝撃吸収を行い、衝突時の怪我や車体の損傷を防ぐのが第一の設置目的です。
内部の衝撃緩衝材が働き、衝突された側・した側両方の車体損傷や怪我を防止します。
リアバンパーには、車の外見を変えるデコレーション要素もあります。
大きく目立つパーツなので、リアバンパーを変更すれば車両の見た目・イメージを変えられるでしょう。
バンパーの後ろパーツ・リアの修理方法を解説
ここでは、バンパーの後ろパーツ・リアの修理方法を解説します。
修理方法は、以下の3つに分かれるので、記事を読んでポイントを抑えましょう。
・小さな傷やへこみはコンパウンドで修理可能
・大きな傷・へこみは業者に修理を依頼
・修復不能な場合にはパーツ交換も視野に入れよう
各修理方法を詳しく解説します。
小さな傷やへこみはコンパウンドで修理可能
小さな傷は、コンパウンドを使った修復で対応可能です。
小石がはねたような小さなへこみ・傷ならDIYでの修復も不可能ではありません。
しかし、塗料のすり合わせなどが上手くいかず修復を失敗する可能性もあります。
仕上がりを確実で丁寧なものにするなら、業者に修理を依頼した方がよいでしょう。
修理費用は10×10cm程度の傷で10,000円~13,000円です。
大きな傷・へこみは業者に修理を依頼
10×10cm以上の大きな傷なら、業者に修理を依頼するのがよいでしょう。
大きな傷の修理は板金を必要とするため、素人が行うと失敗しやすい傾向にあるからです。
「大切な車を修理しようとしたのに、さらにひどい状態になってしまった……」
ハンマーなどを使い自身で修理を行おうとすると、上記のような事態が起きかねません。
やや大きな傷なら板金専門店かカー用品店、パーツ取り替えが必要なほど大きな傷はディーラーで修理してください。
修理費用は10×30cm程度の傷で25,000円~50,000円です。
修復不能な場合にはパーツ交換も視野に入れよう
リアバンパーの修復が不可能な場合には、パーツ交換も視野に入れましょう。
リアバンパーのパーツ交換を行う場合、車両のフレーム整備も必要になる可能性が高いです。
そのため、交換相場は大幅に値上がりし、50,000~100,000円となります。
あまりにも交換費用が高い場合には、車両の乗り換えを考えるのも視野に入れるべきでしょう。
バンパーの後ろ側に傷が入る原因・対処法
バンパーの後ろ側に傷が入る原因・対処法を紹介します。
主な原因は、以下の3つです。
・車の追突事故
・荷物上げ下ろし時の不注意
・バックに失敗し壁や物に当たる
各原因を詳しく解説します。
1.車の追突事故
後ろから車に追突される事故は、リアバンパーの破壊を引き起こしやすい傾向にあります。
これは自身に過失がなくても後続車の操作ミスで起き得る事故のため、未然防止は難しいでしょう。
後続車両から追突された場合、車両保険を使い修理は可能なため、落ち着いて手続きをしましょう。
費用を抑えるために、車両保険内容を確認するのも重要です。
不慮の追突事故に備えたい方は、保険を手厚くしておきましょう。
2.荷物上げ下ろし時の不注意
トランクから荷物を上げ下ろしする際の不注意でも、リアバンパーに傷は入りやすい傾向にあります。
このケースの場合、保険は使えないケースが多いため、泣き寝入りしないような予防が大切です。
市販のステップガードを使えば、荷物の上げ下ろしでリアバンパーに傷が入るのを防止できます。
伸縮するフィルム製で気軽に利用しやすいため、バンパーの傷予防のためにぜひ取り入れたいアイテムだといえるでしょう。
3.バックに失敗し壁や物に当たる
車の駐車に失敗し、壁やポールなどに追突してリアバンパーを破損するケースも多いです。
駐車に自信がない方は補助カメラなどを使い、バックする際の背面の様子を確認できるようにしましょう。
機材を購入しカー用品店などで設置してもらえば、簡単にカメラの設置は可能です。
自身に合ったカメラを選び、上手にバック駐車ができるよう工夫を凝らしてはいかがでしょうか。
まとめ
バンパーの後ろ側は「リアバンパー」と呼ばれる部品で、衝突の衝撃を緩和したり、車の外見を整えたりする役割がある重要なパーツです。
衝突緩和の役割があるため、傷が入ったらすぐに対処をしたいパーツでもあります。
もし傷が入る・へこむなどの状況に陥ったら記事内で紹介している適切な方法を使い、バンパーの後ろ側に入った傷に対処しましょう。
車の傷が大きい・深い場合には、板金修理も検討しましょう。
板金塗装や修理を考えている方は、以下リンクから気軽に当店へご相談ください。