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blog DETAIL板金修理の値段は?車のへこみ補修を箇所別に解説
2023年10月25日
「車のへこみ修理はどれくらいかかるの?」
「板金修理の値段は高いって本当?」
そう悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は板金のへこみを放置するデメリットと、車のへこみ修理の値段を箇所別に解説します。
へこみ修理を検討中の方は本記事をぜひ参考にしてください。
目次
板金とは?
板金とは金属のへこみ・傷・破損などを元通りに戻すための金属加工用語です。
車に限らず、金属が使用される冷蔵庫・テレビ・パソコンなどの修理においても、板金が使われるケースが多いと言えます。
車の板金修理は簡単な作業から大掛かりな作業まで、修理内容は多岐に渡るのも事実です。
よく見れば分かる小さな傷や、遠くから見ても目立つ大きなへこみまで。
車の状況や修理箇所にあわせて補修していきます。
板金のへこみを放置するデメリット
板金のへこみは一見放置しても問題ないと思う方も多いでしょう。
軽いへこみであれば、なおさら「今度気が向いたときに直そう」「お金に余裕ができたら修理しよう」と考えるはず。
とはいえ、板金のへこみを放置するのは危険です。
雨が降るとへこんだ部分に水がたまっていきます。
金属と水は相性が悪く、濡れた箇所は徐々に劣化していくのです。
具体的には変色やさびの発生につながります。
たかがへこみと思わず、修理は早めに行っていきましょう。
車のへこみ修理の値段(箇所別)
続いては車のへこみ修理の値段を箇所別に解説します。
自分の車がへこんでしまった箇所をぜひ確認してみてください。
バンパー
バンパーのへこみは運転経験の浅い方が陥りやすいトラブルです。
電柱にぶつけたり、ポールに突き当てたりすると、バンパーはかんたんにへこんでしまいます。
へこませてしまう箇所の中で、最も相談内容が多い部分です。
修理費用の相場は15,000~30,000円前後。
修理が容易な箇所なため、全体的に見ても値段は安いです。
ボンネット
ボンネットの傷は目立ちやすいですが「気付かずにへこんでいた」「なんでへこんだか分からない」といったケースが多いです。
へこむ原因で最も多いのが飛び石と言われています。
前方で走る車のタイヤに引っかかった石がボンネットに飛んでくるのです。
修理にかかる値段は30,000~60,000円。
一般的な作業では対応できない可能性もあるため、他の箇所よりも高額な傾向があります。
トランク(バックドア)
トランク及びバックドアは駐車時にへこむケースが多いです。
後方確認が不足していると、障害物へぶつけてしまいます。
修理費用の相場は40,000~100,000円前後。
複雑な作業を要するため、値段は平均よりも高くなります。
さらにバックドアの場合は強い衝撃で窓ガラスが割れる場合もあり、高額になりやすいです。
サイド(ドア・フェンダー)
車のサイド部分であるドアやフェンダーの修理費用を解説します。
(フェンダーはタイヤ周辺にあるパーツ。タイヤを覆って泥や石の跳ね上げを防止)
狭い道で車とすれ違う際にぶつけたり、曲がる際に電柱へ打ちつけてしまったり。
人間の耳に近い部分のため、へこんだ場合は気付きやすいかもしれません。
修理にかかる値段は30,000~60,000円。
へこみ具合によっては交換対応が必要となり、その場合は100,000円以上かかる場合もあります。
板金修理を安く済ませる方法
それでは最後に板金修理を安く済ませる方法を解説します。
前述のとおり、車のへこみは高額になるケースが多いです。
少しでも安く、費用を抑えて修理していきましょう。
相見積もりを取る
修理した場合の値段はディーラーや修理工場によって千差万別です。
例えばボンネットのへこみを修理する場合、A社では30,000円、B社は60,000円の結果が出る場合も。
中身を見ると、A社は所持している工具や機械でなおせるのに対し、B社は交換対応でした。
30,000円の差であれば、車の消耗品やパーツなどが買えてしまいます。
業者選びに時間をかけすぎるのも問題ですが、まずは3~4社へ相談してみましょう。
修理は早めに出す
車にへこみが生じたら修理は早めに出しましょう。
へこんだ部分に水がたまるとさびが発生します。
発生したさびを放置していると、範囲はますます広がっていくもの。
さらに、広がる範囲は表面だけではありません。
金属の内部まで侵食し、全体をぼろぼろにしていくのです。
修理にかかる値段が想定以上に上がるため、「早く修理に出せばよかった」と後悔する前に対応しましょう。
まとめ
板金のへこみを放置するとくぼみに水がたまり、さびの原因となります。
さびは見た目が悪くなるだけでなく、他のパーツまで移ってしまうのも事実。
へこみに気付いたら早めにプロへ相談しましょう。
相談する際は複数社を検討し、実際に値段を聞いてみるのがポイントです。